髪の主成分はケラチンというタンパク質です。

18種類のアミノ酸が複雑な結合法則によって結びついているケラチン。くせ毛かどうかは、その中のシスチン結合の仕方によって決まってきます。

 

「シスチン結合」がぴったりと合わさっていれば直毛、ずれて結合していればいるほど、くせが強い、ということ。

 

縮毛矯正は、くせの強い、ずれた結合を切断し、ぴったりと結合させ直す施術なのです。

こう考えると、髪の毛に恐ろしいほどのダメージを与えていることが分かりますよね。

 

縮毛矯正は美容師の腕にかかっている

髪の毛の結合を変える!?還元剤の働き

縮毛矯正には、3つのステップがあります。基本的には、1剤を塗布する→アイロンをかける→2剤を塗布するという工程です。

最初の1剤は、シスチン結合を切断する働きをします。縮毛矯正にもさまざまな種類がありますが、1剤は主にアルカリ剤と還元剤で作られていることが多いようです。

 

1財を塗布したあとに放置する時間によって、シスチン結合の切断度合いが変わります。くせが強い場合には、少し長めに放置して切断を促します。

どれくらい時間を置くかは、髪質やくせの度合いにもより、美容師の腕の見せ所とも言えます。

熱で直毛に!ヘアアイロンの役目

1剤を洗い流したあと、軽く乾かしたうえで高熱のアイロンをあて、ずれていたシスチン結合を切断し、ぴったりと合うようにするための作業を行います。

160度から180度の高熱で処理することで、直毛を形成することができます。

 

ヘアアイロンは熱を加えるだけでなく、髪を引っ張ったり押さえたりするため、
髪へのダメージが大きい施術です。

また、アイロン操作は美容師の腕によるところも大きいので、できるだけベテランの美容師に頼むことをおすすめします。

直毛の定着を図る最後の薬剤塗布

アイロンをかけたら、髪を酸化させることでシスチン結合を再結合させる、2剤を塗布します。

アイロンで直毛に整えたところに塗布することで、ストレートヘアの定着を促し、一定の時間を置いてから洗い流します。

 

これで、縮毛矯正の工程は終了です。

2剤には髪の毛をコーティングする成分が含まれていることが多く、乾かした後の髪の毛は、ツヤツヤになりますが、数日たつと取れてしまいます。

 

縮毛矯正を受けた後のケアも大切

髪の中のアミノ酸の結合を切断して、形成し直したあとに再結合させる縮毛矯正は、強い薬剤と高熱を使うので、髪への負担が大きなことにも注意しなければなりません。

縮毛矯正を受けたら、髪をケアするためのトリートメントなどを忘れずに行いましょう。