あなたは、自分の髪がどのくらい傷んでいるのか、把握できていますか?
傷んでいる、とは分かっていても、自分がいまどのような状態にあるのか。それによって、適切なケアが少しずつ異なってくるのです。
また、髪はダメージを受けてしまうと、新しい毛が生えるまで元には戻らず、傷んだままになってしまいます。
これが、くせ毛の原因にもなり兼ねません。
そこで大事なのは、いかにこれ以上ダメージを受けないようにするか、ということ。
今回は、くせ毛の原因となる髪の傷み度について、自分の状態を知るための5つのチェックポイントをお伝えします。
Contents
髪のダメージレベル5つのチェックポイント

あなたの髪がどのくらい傷んでいるかを知るためのチェックポイントを、ダメージレベル順に並べてみました。
①手ぐしで引っかかる(ダメージレベル★)
②髪の毛一本一本が、全体的にボコボコになっている(ダメージレベル★★)
③枝毛が多い(ダメージレベル★★★)
④毛先が白くなっている、アホ毛が多くなってきた(ダメージレベル★★★★)
⑤髪の毛のボリュームが少なくなった(ダメージレベル★★★★★)
あなたはどこまで当てはまっていましたか?
ひとつずつ、チェックしてみましょう。
傷み度チェック

①手ぐしで引っかかる
髪へのダメージが重なり、髪の毛の表面が傷ついている状態です。
髪の毛を守っているキューティクルが剥がれかけていて、髪の毛が引っかかりやすくなる、ということ。
このキューティクルが綺麗に整っていると、するすると指通りのいい髪の毛になるのですが、傷んでいる状態で手ぐしやブラッシングを繰り返すと、逆効果。
少しの摩擦でもキューティクルの傷みを加速させてしまうため、ブラッシングのときは、洗い流さないトリートメントなどをつけ、髪の毛をほぐしてから行うようにしましょう。
②髪の毛が全体的にボコボコになっている
髪の毛が乾燥しており、枝毛や切れ毛になる前兆です。
パーマやカラーリング、間違ったヘアケアを繰り返し行っていませんか?ブラッシングやドライヤーにも原因が潜んでいます。
そもそも、髪の毛がボコボコになるということは、毛穴の歪みや頭皮の汚れ、栄養不足など、生活習慣が原因の場合も。
特に、髪の毛が柔らかい方は、枝毛や切れ毛が起こりやすいので、髪の毛へ強い摩擦が起こらないように意識しましょう。
③枝毛が多い
もっともダメージが蓄積されている毛先から乾燥が進み、潤い不足で中身からタンパク質が溢れ出し、スカスカな状態です。
タンパク質は繊維状になっているので、縦に裂けやすいという性質を持っていて、裂けた状態がいわゆる枝毛です。
毛先はあなたの髪の中で一番古い部分で、長く生えている分、傷みの蓄積も大きいのです。
こうなってしまったら、修復は不可能。なぜなら、髪の毛はすでに死んでいる細胞だからです。毛髪は自分で修復する機能はありませんので、一度枝毛になると、元には戻りません。
ブラッシングなどの摩擦や、静電気などが枝毛の発生する原因になります。
④毛先が白くなっている・アホ毛が多くなってきた
乾燥が深刻化し、すでに切れ毛が発生しだしている状態で、毛先が白いのは髪の毛が切れた証拠。
あなたの髪の毛、短い毛がまとまらずにピンピンはねていませんか?それ、実は切れ毛が原因の可能性も。
「髪の毛がボコボコになっている」状態から、さらにダメージが進んだ状態です。
このようにキューティクルが剥がれた状態だと、外部からのダメージを受けやすいので、摩擦や紫外線などのダメージを受けると、すぐに枝毛や切れ毛に発展してしまいます。
⑤髪の毛のボリュームが少なくなった
切れ毛が多発したことによって、毛量自体が少なくなっている状態です。
特に毛先のボリュームが少なくなってきたときは、要注意。
ブラッシングしたとき、髪の毛が抜けていませんか?根元からではなく、途中から切れてしまうことも。
切れた毛先は大きなダメージを受けているのと、「切れた=ちぎれた」状態なので、枝毛になりやすいのです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
5つ全部当てはまっていた!!という方は、要注意。髪のダメージが最強レベルです。
髪の毛のダメージは直らない
タイトルにびっくりされた方もいるでしょう。けど、これは事実。
あなたの髪のダメージを改善していくためには、栄養不足などの生活習慣を改善していくことが必要です。
ダメージを蓄積しやすい生活習慣については、こちらを確認してみてください。

でも諦めないで
根本的なダメージは修復できなくても、見た目をよくすることは可能です。
こちらで、ツヤツヤの髪を手に入れる方法についてお伝えしています。

ひとつずつ実践して、ツヤツヤの綺麗な髪を手に入れましょう!